BRIEFING.106(2005.12.19)

2005年不動産に関するキーワード番付(その1)

年末恒例の番付を発表致します。今回は西についてコメントします。なお、これまでに取り上げたものは選外としましたので、2004年2003年2002年2001年のものも併せてご覧下さい。

 
西   
構造計算書(耐震偽装) 横 綱 国土形成計画
まちづくり3法 大 関 住宅基本法
(独)住宅金融支援機構 関 脇 ファンド・バブル
2005、07、10問題 小 結 筆界特定制度
アスベスト     前頭1 クールビズ、ウォームビズ
信託受益権販売業 前頭2 中間省略登記
フラット35 前頭3 団塊ジュニア
つくばエクスプレス 前頭4 耐震・制震・免震
定借権利金の償却  前頭5 マンション履歴システム
 

●横綱−建築士・検査機関・施工業者・事業主・行政庁・担保権者、それぞれの責任、公的資金による救済の範囲、建築確認制度のあり方等、論点多し。

●大関−中心市街地活性化法、大店立地法、都市計画法を改正し、郊外の商業立地を抑制し、中心市街地を活性化しようという流れに。

●関脇−07年、住宅金融公庫を改組予定。債権の証券化支援、融資保険等を。

●小結−順番に、大規模マンションの大量供給、高級ホテルの大量供給、団塊世代の定年退職に伴う事務所需要減、の問題。但し別解あり。また、06、08、09問題も。

●前頭1−耐火、遮音、断熱等の目的で建築物等に使用されている素材。飛散したものを吸込むことによる健康被害は甚大。

●前頭2−不動産、著作権等の信託受益権販売業者制度ができました。登録制です。

●前頭3−長期固定の住宅ローン。民間と公庫が提携してできたローン。

●前頭4−つくばが秋葉原(アキバ)からTXで45分。沿線開発も進みそうです。

●前頭5−定期借地権の権利金は期間満了まで費用化できませんでしたが、期間に応じて償却可能に。

次回は東についてコメントします。


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