BRIEFING.489(2018.12.27)
不動産に関するキーワード番付2018(その2)
今回は西のキーワードについてコメントします。1つ1つ思い出して確認し、今年の仕事納めとしましょう。
東 | 西 | |
コワーキング・スペース | 横 綱 | ESG投資 |
オペレーショナル・アセット | 大 関 | 限界マンション |
スーパー・メガリージョン | 関 脇 | 立体的スポンジ化 |
配偶者居住権 | 小 結 | 家なき子 |
所有者不明地特措法 | 前頭1 | アパート・バブル |
シェアハウス | 前頭2 | BELS |
ソーシャルアパートメント | 前頭3 | リーテック |
免震・制振ダンパー | 前頭4 | スムストック |
コンクリ農地 | 前頭5 | 農泊 |
●西横綱−環境・社会・ガバナンスを重視して投資の意思決定を。不動産投資市場にも。
●西大関−老朽化、管理不全、放置・・・。過疎化の進む地方だけではなく、都心にも。
●西関脇−都市の低密度化は、平面的のみならず共同住宅においても。維持管理に支障。
●西小結−家なき相続人には330uまで80%評価減の特例。悪用目立ち、要件厳格化。
●西前頭1−相続税の節税対策として建設が進んだが空室が目立ち、借上げ賃料も減額。
●西前頭2−建築物省エネルギー性能表示制度。努力義務のみ。国交省のガイドラインあり。
●西前頭3−不動産テクノロジー。資産管理、仲介業務、価格査定等の業態の変化に期待。
●西前頭4−住宅メーカーが共同で推進。既存住宅の独自査定でその流通促進、長寿化を。
●西前頭5−農山漁村振興交付金でインバウンドを呼び込み、宿泊、農林水産物の消費を。
来年も不動産及びその周辺業界・関連業界が活況でありますように祈念致します。また引き続き(株)加地都市鑑定所をよろしくお願い申し上げます。どうぞよいお年をお迎え下さい。