BRIEFING.515(2019.12.26)

不動産に関するキーワード番付2019(その2)

前回の東に続き、今回は西のキーワードについてコメントします。

  西
観光公害(オーバーツーリズム) 横 綱 二つの老い
居心地が良く歩きたくなるまちなか 大 関 土地管理構想
内水氾濫・外水氾濫 関 脇 IR(統合型リゾート)
不動産最適活用 小 結 変則型登記
住宅トップランナー制度 前頭1 ゼロエミ住宅
エリアマネジメント 前頭2 空家等対策計画
ラストワンマイル  前頭3 いえかるて(住宅履歴情報)
HARUMI FLAG(晴海フラッグ) 前頭4 ワーケーション
W350計画 前頭5 NINBY   

●西横綱−老朽化する分譲マンション。そこに住む人々も高齢化。管理組合も機能せず。

●西大関−放置されている困った土地を地域住民と行政等で管理。国や都道府県が策定。

●西関脇−Integrated Resort。カジノ、ホテル、劇場、国際会議場、商業施設等の複合的施設。

●西小結−表題部に所有者の氏名・住所の記載がない登記。法改正で登記官に調査権限を。

●西前頭1−環境負荷が極力小さくなるよう設計した住宅。CO2や廃棄物の排出量を抑制。

●西前頭2−空家等対策法に基づき市区町村が策定。今年の3月末で60%が策定済み。

●西前頭3−蓄積・活用推進協議会が普及に努める「住まいの履歴書」。修理点検時に活用。

●西前頭4− WorkとVacation。長期休暇中にも仕事をすれば出勤扱い。リゾート地活性化。

●西前頭5− Not In My Back-Yard。ゴミ焼却場、火葬場等の嫌悪施設。児童相談所も?

今年は他にも取り上げたいキーワードがたくさんありました。来年早々にでも、番付に載らなかったものを紹介する機会を設けたいと存じます。

本年もお世話になりました。新年も(株)加地都市鑑定所をよろしくお願い申し上げます。


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