BRIEFING.546(2020.12.21)

不動産に関するキーワード番付2020(その1)

20回目となりました年末恒例の番付です。新型コロナ関連が上位を独占したのは悲しいことながら当然でしょう。昨年末とは様変わりしました。そんな中、忘れかけていたコロナ関連以外のキーワードにも着目しています。

今回は東、次回は西のキーワードについてコメントします。

        東           西
ニューノーマル(新常態) 横 綱 テレワーク、リモートワーク
Withコロナ、Afterコロナ 大 関 土地基本方針
スーパーシティー構想 関 脇 住宅確保給付金、家賃支援給付金
サテライト・オフィス 小 結 必要なら躊躇なく・・
要除却認定 前頭1 ウォーカブルなまちなか
関係人口 前頭2 ほこみち(歩行者利便増進道路)
三つ目の老い 前頭3 リアル店舗
災害レッドゾーン 前頭4 メガソーラー
勧誘者 前頭5 高輪ゲートウェイ

●東横綱−新型コロナ危機を契機としたまちづくりの方向性の前提。「三つの密」の回避など。

●東大関−「密」の発生を予防するゆとりある都市空間形成のため、今後の国土構造も変化。

●東関脇−国家戦略特区法改正で、キャッシュレス、自動運転、遠隔医療等。公募開始へ。

●東小結−新型コロナで再注目。在宅勤務しようにも自宅には子供が。ネット環境も不足。

●東前頭1−管理組合の申請に基づき、特定行政庁が耐震性の不足等で除却の必要性を認定。

●東前頭2−観光以上、移住未満。地域外の人材が地域づくりの担い手となることに期待。

●東前頭3−マンションにおける建物の老朽化、住人の高齢化。そして管理人まで高齢化。

●東前頭4−土砂災害特別警戒区域、地すべり防止区域等。都計区域全域で開発規制を強化。

●東前頭5−賃貸住宅管理適正化法で、サブリース業者と組んで勧誘を行う者も規制の対象に。

過去のキーワード(BRIEFING.514488454416383354322294)も併せてご覧下さい。


BRIEFING目次へ戻る