BRIEFING.47(2003.2.20)

地質に関するマニアック地図

地形や地質に関する情報を提供してくれる地図を探してみた。

●地形図(国土地理院)
大型書店には備えられている。日本全土を網羅しており、2万5千分の1、5万分の1があり、都市圏には1万分の1も。等高線により地形がよくわかる。CD-ROM版もある。

●土地利用図(国土地理院)
全国を網羅しており、2万5千分の1、20万分の1があり、一部地域には5万分の1も。2万5千分の1のものは、薄ピンク(一般住宅地区)、赤紫(商業地区)、青(工業地区)等、カラフル。区画の範囲は同縮尺の地形図と同じ。 

●土地条件図(国土地理院)
都市圏を中心に一部地域で作成。2万5千分の1のみ。これもカラフルで、台地・段丘(上位面・中位面等がある)、山麓堆積地形(麓屑面・崖錐・土石流堆等がある)、低地の微高地(扇状地・自然堤防等がある)等が分かる。低地には構造物支持層の「等深線」(5m毎)も描かれている。なお、同縮尺の地形図より1枚の大きさが大きく、範囲が異なる。

●都市圏活断層図(国土地理院)
都市圏についてのみ2万5千分の1で用意されている。阪神・淡路大震災以降、大型書店に置かれることが多くなった。活断層、横ずれ、縦ずれ、推定活断層等を赤と黒の線で表示。また橙色・緑色の濃淡で、沖積低地、扇状地等が分かる。土地条件図と同区画。

●その他の国土地理院の地図
湖については1万分の1の湖沼図がある。琵琶湖は25の区画に描かれているが、沿岸部だけでなく、なぜか真中の部分もある。今度現物を見てみたい。この他、火山土地条件図、火山基本図、沿岸海域地形図、沿岸海域土地条件図等がある。

●地質調査総合センター(旧・工業技術院地質調査所)の地図
5万分の1の地質図がある。説明書付だが極めて専門的。全国のうち出版済は半分程度。在庫切れの区画も多い。
この他、海洋地質図、鉱物資源図、火山地質図、水理地質図、油田・ガス田図、炭田図等。空中磁気図、重力図となるとどんなものか想像もつかない。

●土地分類図
国土調査法に基づき作成。5万分の1で表層地質図、土壌図等がある。国土が限られた資源であるとの基本認識に基づく。今は復刻版が(財)日本地図センターから刊行されている。

この他、各自治体ではハザードマップ、災害危険地図、等が作成されている。


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