BRIEFING.590(2022.12.26)

不動産に関するキーワード番付2022(その2)

前回は東のキーワードについてコメントしました。今回は西のキーワードについてコメントします。当コラムの読者の皆様方にとっては、全てご存じのワードばかりかと思いますが、中には「これ何のことだったかなあ・・・」というものもあるかも知れません。その際はコメントを読めば「そうそう、そうだった」とすぐに思い出して頂けると思います。

  西
安いニッポン 横 綱 長期相続登記等未了土地
路線価以外の合理的な方法 大 関 0.7%で13年間
不動産DX 関 脇 半導体不足
特定一階段等防火対象物 小 結 1000年に一度の大雨
ダブル・ランプウェイ 前頭1 低未利用土地等確認書
多極集住 前頭2 2023年問題
限界ニュータウン 前頭3 東京ミッドタウン八重洲
コールド・ストレージ 前頭4 アイアンショック
正直不動産 前頭5 1%フォー・アート

●西横綱−法務局が職権でその旨を登記し、法定相続人を探索の上、その旨を通知。

●西大関−ローンの年末残高の1%を10年間。それが0.7%13年間に。他にも改正点あり。

●西関脇−エアコン、給湯器、電気温水器等が供給されず工事中断も。コロナ他の影響。

●西小結−想定条件が厳しくなって洪水浸水想定区域拡大。ハザードマップで衆知へ。

●西前頭1−長期譲渡所得から100万円の控除。市区町村が確認した旨の書類が必要。

●西前頭2−東京都心で多くのオフィス供給予定。一方でテレワーク普及。需給に緩みか。

●西前頭3−来年3月グランドオープン。六本木(2007年)、日比谷(2018年)に続く3つ目。

●西前頭4−コロナ後の需要拡大で鉄骨・鉄筋等鋼材価格が急騰。建築工事費に直結。

●西前頭5−公共建築物の建築費の1%を芸術に。発祥は米国で、西欧でも。日本もか。

街中でクリスマスツリーの片付けが終わり、それに取って代わるように門松やしめ縄が飾られています。新型コロナの影響を引きずりつつも、街はお正月に向けて準備が進められているところです。

さて、本年は皆様方に大変お世話になりました。来年も(株)加地都市鑑定所をよろしくお願い申し上げます。皆様方のご健康とご多幸を祈念し、年末のご挨拶とさせて頂きます。


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